2499_日本和装ホールディングス

事業内容は着物、帯、和装小物などの販売仲介業。

ざっくりバリエーションで、475円~405円。成長性は0%~5%で、割引率は8%とした。
利益は2018年度会社予想の想定。フェアバリューから、やや割高か。

ただ2018/4/27の2018年1Qが好決算。


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凄腕投資家が買ってたので、一蔵の着物繋がりで調査。
が、思ってたんと違った。

着物を売るのではなく販売仲介業。
有利子負債も多めで、4,5年の業績を見ると結構振れ幅が大きく、景気のブレが大きそうに思った。

2014年赤字で2015年度からV字回復。
2014/11/12時開示抜粋。

”通期業績予想の修正及び拠点の統廃合に関するお知らせ
12 局3支部の営業拠点を廃止し、人材や経営資源を大都市圏及びその周辺地域の拠点に統合します。”

2015/12/21時開示抜粋。

”平成27年12月期通期業績予想の修正に関するお知らせ
平成 27 年 12 月期は、経営資源を大都市圏に集中させる目的で、営業拠点を 29 拠点から 15 拠点へと統廃合
して運営してまいりました。「無料きもの着付教室」の受講生募集にあたっては、3 年ぶりに有名タレントを起用したコマーシャルを展開し、広告宣伝費を前事業年度同等としながらも、企業認知度の向上と受講生数の増加を図りました。また、「無料きもの着付教室」の卒業生を対象としたイベントでは、前事業年度までの実績で人気の高かったイベントに絞り込んで開催し、コストバランスを意識した運営に注力しました。”

”春と秋の年2回、着付け教室の新規受講者を募集しておりますが、~、カリキュラムを全15回から6回に短縮いたしました。~、当社の手早く着られる着付け技術を、短期間で手軽に習得できることを強く打ち出したところ、大変なご好評をいただきました。新規受講者数は春が7,000人(前年同時期比1.5倍)、秋が5,000人(前年同時期比1.3倍)を超え、多くの教室を開講することができました。”

上記の取り組みがV字回復の根拠のよう。
わかりやすく、単純な施策が効くと考えてるので、良いと思う。

一蔵の決算資料から和装市場の規模は下記。
”和装事業について① 市場規模
呉服小売市場規模が2017年度で2760億円。(レンタル含まず)”

日本和装は2017年でざっくり52億。伸ばす余地はありそうな気はする。

B/Sは有利子負債、売上債権多い。
CFは、2016、2017はマイナス。着物教室→販売仲介による利益の流れからキャッシュに結びつきづらいビジネスか。

日本文化応援派なので、嫌いではないけど。

長期はHoldか。短期はBuy ~ Holdで判断しづらい。
直近の1Qは良いので、短期では素直にBuyでいいか。。。

昨年では2017年6、7月には上方修正を発表している。

投資判断

個人的にHold。

・判例:
Buy(バイ) = 投資評価最上位
Sell(セル) = 投資評価最下位
Hold(ホールド) = 推奨しない/中立